中国山地の蹈鞴(たたら)で栄えた街並みや鉄山師 



 名称 所在地  地図 
名越家(古家真家)  庄原市比和町森脇


 古家真名越家は、天文年間毛利・尼子の合戦で落城せし備後森脇郷錦城主の後裔で、兄豊後守は毛利氏に随従し、弟市之正は母方の姓(名越氏)を継承し永住した。爾(尓)来、明治初年まで19300年間宏大なる山林田畑を領有し、特に鉄山主として歴代家運隆盛を極め、広島浅野藩の御用鉄山となり浅野家の家紋を許され、近郷の人々に古家真長者と崇めらる。
 吾妻山上の長池・瓢箪池・大池は、鉄穴流の元池として鉄穴師千人水深七尋と伝う。「たたら」おおいに殷賑を極むるも星霜流転今にとどまるものは山上の三池と山麓の館跡の大石垣のみなり
(「明治100年を記念し子孫の方が建立した石碑」一部判読不明な文字もありましたが私なりに読んだものです)



   
   古家真家敷跡全景


   
 吾妻山の鉄穴流しの本池に使用された池


   
 古家真家敷跡の城郭を思わせる石垣



   
屋敷の遺構 明治100年を記念し子孫の方が建立した石碑
   
屋敷跡付近の森脇地区の風景 古家真屋敷の石垣


TPOページへもどる    たたらリストへもどる


inserted by FC2 system