土井(土居)とは中世の領主の館の所在地を意味する地名である。富田川と神代川を天然の堀とし、背後に山を背負う位置に四熊家がある。四熊家は、代々医業をもって徳山藩に仕えた家である。この四熊家を中心に発展したように思えるのが土井の街並みである。