古来、上関は「竃関」といわれ、瀬戸内海を行き交う船が、風待ち‣潮待ちのために立ち寄り、港は大変な賑わいみせていました。 往時の面影が今も町のあちらこちらに残っており、潮風に吹かれながら歩いていると、先人たちの息づかいが、どこからか聞こえてくるようです。