高森は、山陽道の宿駅として、また萩藩東端の要地として発展してきた。 街の中枢は、末寺28カ寺を要した受光寺を軸に東隣に高札場、番所、中間長屋、物送り場、西隣に高森本陣、その向いに脇本陣があり、地下上申絵図には、街道を挟んで118軒の市屋敷が見える。幕末高森本陣は、対幕府折衝の場として脚光を浴びた。