藍場川は、萩市内を流れる人口の川です。享保2年に江向まで、元文4年に新堀川までの用水路として開削されましたが、その後延享元年には川舟が通航できるように拡張、整備されました。この川の水は、田畑への農業用水や、川舟を使った荷物(たきぎや米)の運搬、家庭用水や防火用水に使われました。 下流の江向に藍場ができたため明治以降はいつしか藍場川と呼ばれるようになりました。