風間家の祖は、沢海藩(現新潟県新潟市沢海)の武士であったが、商人となり村上、酒田を経て、鶴岡には18世紀後半に移住したと伝えられている。その後、鶴岡城下で藩の御用商人として呉服、太物屋を営み幕末には鶴岡第一の豪商となった。 明治期には貸金業に転じ、庄内地方では酒田の本間家に次ぐ大地主に成長し、鶴岡の産業振興に力を注いだ、その一方で児童福祉などの慈善事業を行い、現在は育英事業等に尽力している。