伝説によれば、慈覚大師円仁が貞観5(863)年の奥州地方巡りの折に今の赤倉温泉にあたる地域を訪れた。その際、地元の村人が小国川の水で傷を負った馬を癒している姿を見た円仁が、手にした「錫杖」で川底を突くと石の間から薬湯が湧き出たといわれる。