街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   谷地  地図
 所在地  西村山郡河北町谷地
 訪問日  平成24年5月30日


 農耕生産に有利な自然条件と最上川舟運による商品の流通、寒河江川以北と最上川の東側をも商圏に入れる有利さが、近世谷地の繁栄を与えた。
全国に有名な最上紅花は、村山地方で生産されたもので、河北地区は栽培適地で最上紅花の中心地であった。江戸中・後期には、「最上千駄」といわれる最上地方の総生産量のうち4分の1から3分の1を産した。生産者から直接集荷したり、相場を立てたりするものが元文3(1738)年には、「谷地花買仲間」として、25人あり、これから集荷する荷主問屋は、槇原左衛門など10名など、山形に次ぐ問屋数を数える。
 村山地方では、山形に次ぐ商業地として栄えた。近世谷地は、俗に「谷地千軒」といわれ、慶應2(1866)年の大火で405戸を焼失した時の谷地総戸数は964戸であった。 


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 谷地八幡宮前


 
 朝日川酒造



   
 望楼のある建物  「日本一大きい蔵の店」
   
   蔵の飲食店
   
   
   
 郊外の重厚な蔵 郊外の茅葺きの風景 


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