街並みの名称 | 戸出(といで) | 地図 |
所在地 | 高岡市戸出町 | |
訪問日 | 平成29年5月17日 |
庄川下流左岸に位置し、庄川の氾濫原台地であった戸出野を川合又右衛門が開拓したところで、庄川支流千又川が貫流する。又右衛門は道林と号し、下中条村(現砺波市)の豪農で最初の十村役の1人。高岡城築城時には五箇山の材木運搬を差配。万治3年、戸出野開きの御印を受けて、息子の又兵衛(2代又右衛門)とともに当地移住、開拓にあたった。 江戸時代後期になるといっそう町場化が進み、上使街道に沿って西町・中町・東中町・御蔵町・東横町・東町、南北の高岡街道に沿って北町・寺町・馬場町・南町などの通称町名があり、古手商26・古手古道具商10・質屋7・紺屋7・塩売商人6・塩売捌商売6・酒造3など商家が多く商業地としての色彩を強めた。 |
戸出の街並み |
戸出御旅屋の門 |