北陸街道(上往還)の宿駅。黒部川扇状地の扇頂部の両側山沿いに位置する。万治年間宿駅が置かれ、駅馬18匹が定められた。舟見から泊に通じる街道が山麓を通っていた。三日市より浦山まで1里30町、浦山より舟見まで1里18町2間、舟見より泊町まで2里10町34間で、従来の下往還より1里半ほど遠まわりであった。古い建物は、あまり残っていない。