街並みの名称 | 黒部(三日市) | 地図 |
所在地 | 黒部市三日市 | |
訪問日 | 平成30年9月30日 |
三日市は黒部左岸平野のほぼ中心にあり、洪水の憂いもなく、地味肥え早くから開け、延喜式内社八心大市比古神社もあり、海からも山からも黒部川からも、ほぼ等距離の地点にある。かつては桜井荘と唱え、寛文10年(1670)村高744石の集落であったが、この好位置が生かされて自然に市が発生した。最初は3日ごとに市が開かれたので、いつしか三日市と唱えるようになったと伝えている。 江戸期になって北陸街道がこの地を通り、さらに黒部の激流の渡渉難から、寛永初年(1624)朝日町泊から愛本橋を渡って、この地へ上街道が接続するようになり、宿駅として発展するようになった。駅馬19匹が常備され、御旅屋または本陣が備えられるに至った。 かくして市場町として次第に発展し、米・麦等の農産物や魚肥・海産物や綿織・麻織等の工産物、日用品等の集散の中心地となり、交通の要地としても発展していった。やがて豪商・大地主も発生するようになった。 |
三日市の街並み |
三日市商店街 | 三日市商店街 |
大きな料亭 | |
裏通りの料亭街 | |
割烹 | |
大町中央通り | 中央通り |
商店街の西端にある三島の大ケヤキ | 電鉄黒部駅 |