街並みの名称 | 泊 | 地図 |
所在地 | 下新川郡朝日町泊 | |
訪問日 | 平成30年9月30日 |
泊町の成立は、文禄〜期(1592〜1624)と考えられる。しかし、海岸線に連なる町であったため、正保4年(1647)に波浪侵食により横尾村下浜手字本屋敷(現朝日町元屋敷地内)に移転したが、享保元年(1716)再び大津波にあい、240軒余が全戸流出し、現在地に移った。 寛文3年(1663)泊町が宿駅と定められ、駅馬25匹が置かれた。新川郡の駅馬数を見ると、泊町が最も多い。これは越後との国境であり、親不知の天嶮をひかえていたための措置と考えられる。また藩倉も設置され、文化13年(1816)には本陣も定められた。天保10年(1816)新川郡16組の十村割によると、泊町を含む朝日町域内の各村は三位組・大三位組・五箇庄組に分かれていたが、泊町はこれら近村の集散地的存在として、また国境に近く、上街道(夏往来・三日市―愛染橋―泊町)と下街道(冬往来、三日市―入善町―泊町)の合流する交通の要衝として発展したものと考えられる。 |
街灯の綺麗な泊の街並み |
五叉路付近 | 五叉路付近 |
神田町 | 神田町 |
料亭協同組合 | 新地創立祈念碑 |
神田町の街並み |