街並みの名称 | 境 | 地図 |
所在地 | 下新川郡朝日町境 | |
訪問日 | 平成30年9月30日 |
境関所は、現在の朝日町境、町立境小学校を中心とする付近に設置され、その遺構の一部が県指定文化財として同校校庭に復元保存されている。 江戸幕府の官営12年(1635)武家諸法度によって私領の関所は禁止されていたため、境関所は公的には口留番所と称されていたが、その創設は定かではなく、初代関所口留奉行長谷川惣佐衛門を任命した慶長3年頃と考えられる。 規模は町役場所蔵絵図によると、東西囲塀の最大延長89間2尺(162m)、南北囲塀の幅40間(約72m)、浜御門までを含めると83間(約150m)余に及ぶ、うちに御関所(岡番所)・浜御関所(浜番所)・御旅屋・高札場・御長屋などが設置されており、走り人・通行人・物資運搬などの取締りを行った。 |
境の街並み |
境関所跡 | |
妻入りの家並み | |