街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   吉原 地図
 所在地  台東区
 訪問日  平成23年11月20日


 昭和33年の売春防止法の施行により、明暦2年以来続いた新吉原遊郭は消滅した。現在、町名も消え、わずかに公園・神社等にその名をとどめている。
 幕府公認の江戸唯一の遊郭は元和3年(1617)日本橋葺屋町(中央区)東側に土地を与えられて開設した。
 明暦
2年(1656)そこから移転を命ぜられ、翌3年の江戸大火後、浅草千束村内日本堤下(千束4丁目)へ移った。旧地を元吉原、新地を新吉原という。 

 新吉原の町割は元吉原時代にならって、江戸町1〜2丁目、京町1〜2丁目、角町の5町とされ、土地が5割増になった関係で、揚屋町が新設された。里俗の町名としては、元吉原時代同様に仲ノ町があったほか、寛文8年(1668)には新しく伏見町と堺町が起こった。
 また周囲は「お歯黒どぶ」と呼ぶ堀をめぐらし、出入口は大門1か所とした。大門を入ると右手に会所、左手に番所があった。


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 吉原大門


   
 見返り柳  日本堤
 
 日本堤から大門への道  吉原神社
   
   


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