地名の由来は、上野と駒込の中間の谷であることによる。 慶安年間頃から江戸中期にかけて、多くの寺院が建ち、門前町が形成されるなど町場化が進み、一帯には60余か寺を数えた。
谷中は震災や戦災で大きな被害を受けることのなかった数少ない地域である。このため寺院をはじめ古い建物が比較的多く残っている。