街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   元浅草(佐竹商店街) 地図
 所在地  台東区
 訪問日  平成29年8月24日


 秋田久保田藩は、天和3年(1683年)に現在の台東区の地に移転しました。屋敷の西側には大番与力同心の組屋敷があり、そこにあった総門を竹門と呼んでいたそうで、ここから「竹町」の名前が生まれ、長らくこの一帯を竹町と呼んでいました。

 明治17(1884)頃から民間に貸し下げられ、店舗が軒を連ねるようになり、竹町の街、佐竹の商店街の萌芽が形成されたのです。年を経るごとに盛り場娯楽街として充実発展してゆきます。大正初期には下町佐竹の名は東京中に響きわたり、明治から大正時代にかけての黄金時代を築き上げていったのです。

 大正12(1923)9月1日の関東大震災と、昭和19(1944)12月と20(1945)2月の二度にわたって空襲を受けたが、その都度復興し往事の賑やかさを取り戻しました。
  昭和39(1964)新住居表示採用にともない、町名としての「竹町」は消え、佐竹の名は町会名及び商店街として残りました。

 昭和57(1982)、旧佐竹藩主の後裔の訪問を受け、これが機縁となって親善交流を深め、秋田市長の来街、相互訪問等の交流を重ねています。


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佐竹商店街


 
秋葉神社  
   
懐かしい風景の商店街  
   
商店街付近
   


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