街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   玉ノ井 地図
 所在地  墨田区
 訪問日  平成23年11月21日


 玉ノ井(いろは通り)大正末期から昭和期の銘酒街の通称。
 永井荷風「墨東綺譚」、高見順「いやな感じ」の舞台となった所。大正7年〜8年頃、浅草観音堂裏手の境内がせばめられ、広い通りがつくられた際に、昔からこの周辺で商売をしていた楊弓場・銘酒屋が取払いを命ぜられ、ほかに伝法院の横手の者たちも一緒になり、この地へ移ってきた。ほぼ同じ頃、芸者屋組合ができる。

 当初市中との交通は白鬚橋の方面一筋だけだったので昭和4年京成電車が路線変更するまでは、停車場の近くがにぎわっていた。昭和5年東武鉄道の玉ノ井駅を設けたため、町の様子は一変し、それまで一番わかりにくかった路地が入りやすくなり(俚俗広小路または改正道路)、以後、目貫(大正道路)といわれたところが町はずれとなった。戦災後の鳩の街の母体となった。


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 いろは通り


   
   
 
   
   
   
   
   


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