街並みの名称 | 円山町 | 地図 |
所在地 | 渋谷区円山 | |
訪問日 | 平成29年8月22日 |
円山は江戸時代から大山街道の宿場町として栄えていました。円山が花街となったのは、明治20年(1887)頃が始まりです。やがて代々木の練兵場の将校達が円山に遊びに来るようになりました。 明治40年(1907)、玉電が道玄坂上・三軒茶屋間が開通。同年8月渋谷駅まで繋がりました。この界隈が円山と呼ばれるようになったのは昭和に入ってからで、以前は鍋島藩の荒木氏の所有だったため、荒木山と呼ばれていました。 円山町は大正2年(1913 )には、芸妓置屋24戸、芸妓60名、待合茶屋13戸をもった1万5千坪が三業地(料理屋、待合、芸妓屋の許可地)として指定されました。 しかし時代の変遷とともに料亭の数も減っていきます。現在では、円山町はラブホテル街というイメージがあります。しかしいまでも「花柳界」の名残をなにかしっとりと落ち着いた雰囲気の街の名残があります。 |
「花柳界」の名残りを見せる円山町 |