淀江は、藩初からの宿場で、米子に隣接することなどから行政、経済の上で重要な位置により戸数の増加も著しかった。 宿場町は、御屋敷町を起点に伯耆街道沿いに東西に発達し、大橋川を挟んで淀江からの枝村である西原村と接する。 幕末の町名として横町、御蔵小路、東町、中町、風呂小路、西小路、長町、後小路のほか唐人小路、稲荷小路、堀道小路など、約20の町名が知られる。