街並みめぐり
                                                               

街並みの名称   板井原 地図
 所在地  日野郡日野町板井原
 訪問日  平成27年9月20日


 山陰と山陽を結ぶ交通の要衝四十曲峠をひかえ、上方往来(出雲街道)の重要な宿場であり、また大名の宿泊休憩所である御茶屋が置かれ、御制札場であった。すでに寛永14年の宿駅名のうちに当宿の名が見え、古くからの宿駅で、幕末まで続いた。また御山奉行(享保10年、在下吟味役を兼務)の居住地でもあった。

 板井原は木地屋集落であったが、上流部では鈩(たたら)も行われていた。現在は隧道が貫通し、完全舗装された国道181号が通り、四十曲の難所も解消されている。 

 昭和9年室戸台風により、神田橋・畑谷尻橋・内井谷橋などの流失となり交通寸断、同25年大火があり、全集落48戸のうち住宅20戸、納屋土蔵16棟・小学校・郵便局・県林務課出張所など全焼、被災者115人。


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板井原の街並み


   
 板井原の街並み  
   
 街並みでは最も大きな建物(郵便局又は旅館か)  街並みの上流付近


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