街並みの名称 | 白沢宿 | 地図 |
所在地 | 宇都宮市白沢 | |
訪問日 | 平成30年12月17日 |
奥州街道は、江戸幕府の道中奉行が管轄する五街道の一つです。天保14年(1843)に幕府が編集した「奥州道中宿村大概帳」によれば、現在の宇都宮市伝馬町交差点で日光街道から分かれ、白沢・氏家・喜連川・佐久山・大田原・鍋掛・堀越・芦野・白坂を通って白河宿までの11宿間の往還を指しています。起点の宇都宮宿から終点の白河までの距離は21里18町14間半(約84.5km)ありました。 白沢宿は、江戸へ30里4町20間(約120km)、宇都宮宿へ2里28町余(約11km)、氏家宿に1里半(約6km)とあり、宿の人口は369人とされ、本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠屋13軒があったと記録されています。宿の成立は近世初頭とされ、明治18年(1884)に白沢宿を外れたルートに国道が開通するまで宿場としての機能を維持していました。 |
白沢宿の街並み |