街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   足利学校 地図
 所在地  足利市
 訪問日  平成29年10月17日


 足利学校の創建については、奈良時代の国学の遺制説、平安時代の小野篁説、鎌倉時代の足利義兼説などがありますが、歴史があきらかになるのは、上杉憲実(室町時代)が、現在国宝に指定されている書籍を寄進し、庠主(学長)制度を設けるなどして学校を再興したころからです。

 鎌倉建長寺住持の、玉隠永璵は、長享元(1487)年の詩文の中で「足利学校には諸国から学徒が集り学問に励み、それに感化されて、野山に働く人々も漢詩を口ずさみつつ仕事にいそしみ、足利はまことに風雅の一都会である」と讃美しております。

 また天文181549)年にはフランシスコ=ザビエルにより「日本国中最も大にして、最も有名な坂東の大学」と世界に紹介され「学徒三千」といわれるほどになりました。

 江戸時代の末期には「坂東の大学」の役割を終え、明治5年幕をおろしましたが、足利学校の精神は現在に引き継がれています。

 昭和57年より「史跡足利学校跡保存整備事業」を実施し、平成2年江戸中期の姿に甦りました。(史跡足利学校資料より)


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足利学校入徳門


 
足利学校全景 学校門
   
孔子廟 放丈 
   
方丈の玄関 方丈内部
   
裏門
   
 足利学校周辺
   


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