街並みの名称 | 本町2丁目(旧上魚屋町) | 地図 |
所在地 | 彦根市本町2丁目 | |
訪問日 | 平成30年2月1日 |
江戸期は、上魚屋町と呼ばれ、町名の由来は城下町建設当初、魚屋を集住させたことによる。元禄8年の戸口(武士を除く)は88戸・417人で、うち魚屋40、酒屋3、紙屋・煙草屋・糀屋・刻屋・医者・大工各2であった。旧上魚屋町は、明治22年、犬上郡彦根町の大字となり、昭和12年に彦根市上魚屋町となる。昭和45年、住居表示の実施により、本町2〜3丁目の各一部となる。 彦根市には、彦根三十五万石(まんごく)の往時を偲ばせる古い町並みが、比較的よく残っています。白壁に紅殻格子(べんがらごうし)、虫篭窓(むしごまど)、二階の低い建物が通りに面して続いています。本町二丁目から三丁目を当時上魚屋町、城町一丁目を下魚屋町と呼び、約400mの間に40軒近い魚屋が軒を並べていたといわれます。本町二丁目には現在でも通りに面して井戸を残している家が数軒あります。城町にはこの界隈きっての大問屋納屋七(おおどんやなやしち)があり、重厚な構えの家が残っています。市指定文化財となっている家が数軒あります。 |
本町2丁目の街並み 旧広田家(納屋七) |
明性寺 | |