海岸は鳴き砂で有名な琴が浜である。 石見銀山が本格的に開発されるのは、大永6(1526)年、博多の神谷寿貞によるとされている。採掘された銀鉱石は最初馬路の古柳や鞆ヶ岩浦から博多へ積み出された。 そのため馬路の浦は銀鉱石の買船の出入りが多く、未曽有の繁栄を来したという。