街並みめぐり


 街並みの名称  仁多(三成)  地図 
 所在地  奥出雲町仁多
 訪問日  平成23年11月3日

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 三成町には、仁多郡の郡家が置かれたほか、川舟駅と川舟府、運送府が開設され、三成駅場と呼ばれていた。
 松江藩では、仁多郡や飯石郡など奥出雲の年貢米や鉄を運送する方法として、寛文41664)年より斐伊川に川舟を通行させることにし、三成に川舟府(川方)を設けた。これは三成から下流の荘原まで舟で運ぶもので、逆に松江藩の物産を広島や尾道から大坂へ船積みで送る場合も斐伊川をさかのぼって三成で陸揚げし、中国山地を超えていったのである。しかし、洪水で川床が高くなり、享保頃には一時中断した。天保141843)年復活のため河川改修に着手したが成功せず、川舟府は廃止となる。しかし、三成の町は、そのために駅場としての形を整備し、三成町発展の基礎をつくることになった。 


仁多の街並み

   
 
   
 

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