街並みめぐり


 街並みの名称  江角家(原鹿)  地図
 所在地  出雲市
 訪問日  平成21年9月5日 

  県別リストへもどる 

                                            

 原鹿江角家は江戸時代中期に平田市の灘分から分家し、居を斐川町原鹿に定めた。当初、屋敷は現在より700m北にあったが、度重なる水害のため明治30年代初めに現在地に移った。昭和21年の農地改革当時には186.7haの農地を有し、島根県で7番目の地主豪農であった。
 主屋はもとの屋敷の部材を使いながら明治時代に建築されたものであるが、「水返し屋根」に見られる様に江戸時代末期の建築様式の伝統や技術が施されている。またこの主屋は12間取りの広さを有し、八雲本陣とともに県内屈指を誇る。
 本庭園は典型的な出雲流枯山水庭園であり、特に大正時代に作られたと推定される「水琴窟」は稀有である。また、長さ4.6mの短冊石は日本最大級のものである。


主屋

   
長屋門  
   
江角家模型  水路に囲まれた屋敷

TOPへもどる   県別リストへもどる

 
inserted by FC2 system