街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   一番街(蔵造りの町並み) 地図
 所在地  川越市
 訪問日  平成30年12月11日


 1893(明治26)年の川越大火を機に、川越に多くの蔵造りが誕生しました。その火災で、町全体の三分の一を焼失し、なかでも賑わいのある地区が焼けたこともあり、川越商人たちの防火対策の意識は大きく変わります。そして、焼け残った建物が伝統的な蔵造りだったことから、蔵造り建築の店舗を建てることになりました。

 川越の蔵造りの特徴は倉庫ではなく店蔵であること、そして「江戸黒」と呼ばれる江戸の町並みを模した、黒漆喰仕上げの壁が挙げられます。また、迫力ある瓦屋根に施された「箱棟」や「かげ盛り」も迫力を醸し出しています。さらに密閉性を高める「観音開き扉」の窓も目を引く構造のひとつ。火災のときに、扉の合せ目に用心土を塗りこむために設けられた「目塗台」とともに、外観の大きな特徴になっています。

 現在は、重要文化財の大沢家住宅など、23棟の蔵造りの建物が文化財に指定されています。一棟一棟が独特の風情や趣きを持ち、またその多くが現役の店舗として親しまれています。

(「時薫るまち 小江戸川越 散策ガイド」より)


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一番街の街並み


 
 亀屋
   
荻野銅鐡店 
   
玉屋
   
埼玉りそな銀行川越支店 亀屋
   
 
 
時の鐘
   
大沢家住宅 
   
 川越元町郵便局  


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