荒川水系の支流。秩父郡大滝村の東端を南から北へ流れて荒川に注ぐ。地名の起こりは、「此所にて将門の妃九十九人自害せしとして、今尚古塚存せり、さてもその時血流れること、七日七夜に及べりと云うより地名となるよし、一説には重忠この辺にて誕生せし川筋なればとて、於乳川と書きせしと云」とある。 大達原の大通山円通寺(臨済宗)は平将門の開基と伝え、大血川の九十九神社は将門の武将99人終焉の地に創建さえたといわれる。