江戸期は、長崎街道の宿場町として栄え、武雄温泉は、1300年以上もの歴史を持っている。 大正13年に建てられた武雄温泉街の入口にある楼門は、武雄温泉のシンボルとなっていて、まるで竜宮を思わせる鮮やかな楼門である。この朱塗りの楼門は天平式楼門と呼ばれ、国の重要文化財に指定されている。 楼門をくぐると、温泉宿や個性溢れる公衆浴場が建ち並び、古き良き温泉情緒が漂っている。