街並みの名称 | 高橋 | 地図 |
所在地 | 武雄市朝日町甘久 | |
訪問日 | 令和5年2月21日 |
高橋川が六角川支流武雄川に合流する地点の北の平坦地に位置する。地名の由来は、有明海の満潮時に六角川へ海水が逆流して水位が上がる状況で船の運行が行われ、そのため橋脚の高い木橋があったからと伝えられる。 「市は高橋、荷は牛津」と佐賀藩内でいわれ繁栄した。宝暦・明和年間の座数は、反物1、荒物・砂糖1であり、市日は1・5・10・15・20・25日の月に6日であった。 高橋の地は長崎街道と唐津街道の分岐点に位置し、商圏は杵島郡をはじめ小城郡・藤津郡にもまたがり盛況をきわめた。高橋代官所が置かれ運上の取立て、市の警固・監督を行った。 高橋の街並みは、ほぼ一本道の街並みで、所々に古い建物がある。中央に高橋天満宮があり、高橋の古い街並みの平面図、橋の由来、高橋の名称の由来などを説明した解説板が設置してあり、高橋の由来・歴史を知ることができる。 |
真直ぐに延びる高橋の街並み(左の建物は桑原家住宅(国登録文化財)) |
重厚な商家 | |
重厚な商家 | |
天満神社の説明板 | |
天満神社 | |
真直ぐに延びる街並み |