街並みの名称 | 手井津 | 地図 |
所在地 | 佐賀市諸富町寺井津 | |
訪問日 | 平成29年6月11日 |
早津江川西岸、筑後川との合流点に位置する。「太宰管内志」によれば、「鉄来」とあり、徐福(金立権現)がこの地に上陸し手を洗うための井戸を掘らせたことにより、寺井(手洗井)という地名が起こったという。「葉隠聞書6」には「御国古来の受領は寺井神通院にてこれありたる由」とあり、寺井は国司交替事務引継ぎの場所と言い伝えられていたことが知られる。寺津井は筑後川の河口にいちばん近い河口港であったと考えられ、その位置からして古来肥前と筑後・肥後を結ぶ海陸の交通の要衝であった。 藩政期には、五か津の1つとして名高い商業地で、魚問屋など隣県の柳川・久留米などをしのぐ勢いがあったといわれる。 |
徐福御手洗井戸のある家 | 徐福像 |
旧筑後川橋梁(筑後川昇開橋) | 浮盃古戦場の碑 |