佐賀藩祖鍋島直茂を祀る松原神社は安永元年(1772)に創建されました。文化14年(1817)の松原神社の拡張に際して、鳥居に通じる通りを参道として開いたと考えられるこの参道は新馬場通りと名づけられ、昭和の中頃まで大変賑わっていました。 新馬場通りには、大正時代には松本屋、荒木屋等たくさんの旅館が立ち並んでいました。