街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   北浜  地図
 所在地  大阪市中央区
 訪問日  平成20年12月21日 平成23年12月28日


 江戸期は大坂三郷北組のうち。町名は、土佐堀川(大川)に沿う浪花の地北方の浜の意という。また、土佐堀川を前にして店がすべて北向きであることからおこった町名ともいう。 

 北浜1丁目付近は、諸川舩・諸国廻船の発着場で船問屋など諸問屋が集住していた。土佐堀川と東横堀川が交わる三角形の地は蟹島新地または築地と通称され眺望が良く料亭・旅館が連なり、うち専崎楼・花外楼などは明治8年の大阪会議の舞台となった。寛保3年に金相場会所、延享元年には、長崎輸出品の俵物を集荷する俵物会所が設置された。 

 明治9年江戸期からの両替商千草屋が第三十二国立銀行(同29年浪速銀行と改称)を設立。同11年金相場会所跡に大阪株式取引所(大阪証券取引所)、同30年北浜銀行が設立された。同43年には、川上音二郎の帝国座が江戸期の両替商升屋平右衛門店跡(現住友信託銀行南館)に建てられた。


府県別リストへもどる 

 
 北浜の街並み


 
高麗橋野村ビルディング 


 
銅座の跡(幼稚園) 



   
難波橋   
 
 綿業会館  大阪証券取引所
   
新井ビル(旧報徳銀行大阪支店)   三井住友銀行
 
  伏見ビル 
   
 高麗橋ビルディング(旧大阪教育保険会社)  浪花教会
   
   近代日本の人材を育てた緒方洪庵の開いた適塾


 TOPへもどる 府県別リストへもどる 
inserted by FC2 system