街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   伝法  地図
 所在地  大阪市此花区
 訪問日  平成20年12月27日


 伝法のある此花区は、江戸期に新田として開発されたもので、すべて幕府領であった。
 豊臣秀吉時代には、西国から大坂に来る船は、かならず伝法川河口に着船することになっており、安治川開削以前のこの地の繁栄ぶりは木津川口をしのいだという。 

 17世紀中頃になると菱垣廻船に対抗して江戸積船荷問屋が開店し、以後、当地に廻船業が発達した。これが樽廻船の前身で、大坂の富田屋とともに伝法村の毛馬屋が加わっている。特に寛文年間(166173)伝法村に酒積問屋(江戸廻酒諸荷物積問屋)が3軒あり、各問屋は200石から300石積の船脚の速い廻船(小早という)を持ち、伊丹、池田などの西摂津地方から送られてくる酒を江戸へ輸送した。


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旧鴻池本店・旧鴻池本宅 


   
   
 
   
   
   


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