当地は、淀川河口部にあたる交通の要衝である。当地は、交通の要衝であるとともに、海・川・沼田に囲まれた要害地で、中世末期には、しばしば戦場になった。 元和元(1615)年から同5年まで、大阪藩松平忠明領、その後幕府領になったと思われ幕末に至る。 福島は、餓飢(鬼)島と称されていたが、道真の教えにより、後の繁栄を願い福島に改められた。 延喜元(901)年菅原道真が大宰府へ左遷の途中、風待ちのため、当地にとどまった。その古跡を偲んで同7年創建した。これが福島天満宮である。