津久見湾に面する四浦半島の北岸に位置する。明治初期の資料によると四浦の字に久保泊が見えることから、明治初期頃四浦に含まれたものと思われる。

　久保泊は、リアス式海岸の深い入江となり、集落はその奥まった所にある。漁業を中心とした産業である。現在は、入江の大部分を埋め立て、集落の海岸は埋立地により、利便性が高まっている。