古代山陽道の吉井川渡河地である「和気渡」のあった所で、古代からの交通の要衝である。江戸時代片上往来が通っていた。 寛永19(1642)年に岡山藩が設定した13か所の在町の一つで、店舗を構えての商売や酒造業が特別に許可された。藩認可の銭屋(両替商)が設置され、木綿問屋の営業許可願も提出されている。