人情横丁の創立は、1951（昭和26年）年10月です。2011年に60周年を迎えました。二番堀と他門川の間を埋めた跡地は本町通上市場の整備で当てられることになり、本町通で商いをしていた露天商たちがここに移転して店を開きました。これが人情横丁の始まりです。

　当時は生鮮食料品中心の約80店舗が軒を連ね、年末などは拡声器で誘導するなど大勢の人が集まり、前に進めないほど賑わいました。現在、人情横町には新津屋小路の約160メートル沿いに30数店舗が並びます。地元に愛される店が多く、買い物やおみやげ、旬の食材や干物・乾物、茶・菓子・雑貨に至るまで手に入り、食事ができる店舗もあるのが魅力です。

　本町中央市場「人情横丁」より