街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   小須戸(こすど) 地図
 所在地  新潟市秋葉区小須戸
 訪問日  平成30年10月4日


 小簾戸とも書く。信濃川右岸。地名は、寄り州あるいは川を越すところの意ともいう。
 
延宝〜宝永年間頃に当地は町としての発展をみたといわれる。すなわち、この頃から小須戸町と記され、3・8の六斎市が立てられたのも宝永年間と伝えられる。馬市も昭和5年以前からすでに開かれていたことが知られる。 

 文政9年の小須戸町絵図には、上町49・中町60・下町96・横町30の計235戸が記される。町並みが拡大する反面火災もしばしばおこり、特に文化13525日の火事は翌26日までも燃え続け、寺社4社を含む247戸が灰燼に帰した。 

 慶応2年の職業調べで人数の多い職種は、機織(機子)289人、日雇稼82人、糸引64人、丁持41人などである。機織・糸引は小須戸縞木綿の生産に従事するもので、当町の中心産業であった。丁持は船の荷物の揚げ降しをする者で、当町は信濃川水運の川港として発展した町でもあった。


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小須戸の街並み


 
本町  
   
 平入の大きな商家
   
   
   
タイル柱のある家  新町
   
新町 新町


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