周囲は山に囲まれている。伊勢本街道と伊勢北街道の分岐点に立地し、伊勢や長谷詣客などの宿場町として発達した。 大和と伊勢を結ぶ交通の要衝である。古代に郡家、中世に関所が設置され、江戸期には、伊勢参宮・初瀬詣の宿場として発展した。 伊勢本街道と阿保越街道の分岐点に位置し、参宮客で賑わいをみせ、幕末には、あぶら屋三次郎をはじめ33軒の屋号をもつ宿屋・商工人が街道沿いに街並みを形成していた。