街並みの名称 | 多聞町 | 地図 |
所在地 | 奈良市多聞町 | |
訪問日 | 平成29年5月17日 |
江戸期の奈良町の北部に位置し、佐保川を挟んで南に西包永町がある。町名の由来は「平城坊目遺稿」に「久秀(松永久秀)常に信貴山多聞天を信仰す、因て佐保山の塁を多門と名く、其塁廓に下に家屋を建を以当地の名となりしなり」と見える。江戸期は奈良奉行所与力・同心の屋敷地。「奈良坊目拙解」には「多門屋敷」と記し、「平日無用之者門内に入るあたわず」とあり、町人などが自由に出入りすることは禁止されていた。 |
多聞町の整然とした街並み |