街並みの名称 | 帯解(おびとけ) | 地図 |
所在地 | 奈良市 | |
訪問日 | 平成29年5月17日 |
地名の由来は子安地蔵で知られる帯解寺による。上街道に沿い、中世には初瀬詣や初瀬越で伊勢参詣をする旅客でにぎわう交通の要地であった。このような旅客を目当てに茶屋が営業し、勧進芸能なども行われたという。 帯解寺は、華厳宗。山号は子安山。本尊は地蔵尊。地蔵院とも称され、帯解地蔵尊として知られる。略縁起によると、文徳天皇の皇后染殿が春日明神のお告げにより勅使をたててこの地蔵尊に祈って懐妊、惟仁親王(のち清和天皇)を安産した。文徳天皇は、天安2年春、さらに伽藍を建立、寺号を帯解寺と改めたという。 |
帯解の街並み |
帯解寺 | |