竹田川上流、二上山北方の渓谷に位置する。地名は穴に伏す低地という地形に由来すると思われる。二上山の北を超える穴虫越は、河内から大和に入る古代の主要道であった大坂道と考えられている。
近鉄南大阪線の北に屯鶴峰という奇勝がある。古代の大和では、この地の凝灰岩を「大坂の白石」と呼んで賞用した。