街並みの名称 | 有家(ありえ) | 地図 |
所在地 | 南島原市有家町 | |
訪問日 | 令和5年2月18日 |
有家は、島原半島南部の中心地として酒造・製麺・製蝋・製醤業などが発展し、また温泉神社の門前町として商家が軒を連ねる商業の中心地でもあった。 雲仙の温泉神社は九州の諸大名の崇敬も篤く、諸侯は毎年1回温泉山に参拝していたものの、道路険阻なため雲仙登山を略する諸侯も多く、特に肥後方面の諸侯は海路南有馬、大江方面に上陸して有家の温泉神社に詣で、盛大な祭典を執行するのを常としていた。さらに有家の温泉神社は南目で最も古く、南目の村々の総氏神として住民の崇敬も篤かったため、江戸期を通じて大いに隆盛をきわめたと伝えられている。 藩政期から清酒・醤油などの醸造業が盛んであったが、近年手延べそうめんが急速に発展している。 |
有家の街並み(正面は温泉神社) |
温泉神社参道 | 温泉神社門前 |
有家の街並み | |
有家の街並み | |
有家の中心街 | 浦川酒造 |
ヤマコメ醸造 | 吉田屋 |