街並みの名称 | 波佐見(宿郷) | 地図 |
所在地 | 波佐見町宿郷 | |
訪問日 | 令和年月日 |
大村湾に注ぐ川棚川上流に位置する。四方を小山に囲まれ、わずかに南に開けた盆地に立地し、ヤツ手の葉のような谷々からの支流を集めて流れる川棚川流域に沃野を形成する。 特産品として焼物があるが、はじめ村木郷、中尾皿山が正保元年、永尾皿山が寛文3年、稗木場皿山が寛文7年に焼き始められた。この4皿山が今に至るまで焼物の中心となった。 波佐見産は、茶碗・皿・徳利・燗瓶など庶民向けが主で、他の肥前焼とともに伊万里港から積み出されたので、伊万里焼と総称された。 波佐見町の中心部を通る県道1号から裏手に入ると、歴史的雰囲気に包まれた静かな通りがある。かつては川棚と有田を結ぶ波佐見往還の宿場町として栄えた場所で、多くの人々と物資がこの地を行き交った。通りに面して数件の旧い商家・酒造場が残っていて、現在も江戸期の面影をとどめている。 |
波佐見(宿郷)の街並み(久保田家住宅) |
池田家住宅 | 今里酒造 |
久保田家住宅 | 庄屋跡のイチョウ |
旧波佐見銀行 |