街並みの名称 | 江迎 | 地図 |
所在地 | 北松浦郡江迎町 | |
訪問日 | 平成年月日 |
江戸時代、平戸藩は江迎を通り佐世保を経て東彼杵までの「平戸街道」を通って参勤交代を行っていた。 この建物は、参勤交代の折、必ず藩主が宿泊した宿舎(本陣)であり、平戸藩主松浦ひろむ(熙に二水)が、天保元年(1830)に再整備したもので、県下でも唯一、当時のまま残されている。藩主専用の座敷(御成間)は一段高く造られ、賊の侵入を防ぐため二重天井や床下の格子張が、施されている。御成間の一本の柱は、池の中に建っており松浦ひろむ(熙に二水)により「沈香舎」と名付け、自書され、その螺鈿による額が掲げられている。また、庭の手水場には水琴窟が造られており、今も変わらぬ幽玄な音色は当時を偲ばせる。 |
江迎本陣跡 |
平戸街道の説明板のある通り | |
旅館の並ぶ街道 | |