街並みめぐり
                                                                          

街並みの名称   須坂 地図
 所在地  須坂市
 訪問日  平成30年10月10日


 江戸期は、元和2年からは須坂藩領、掘氏の陣屋が置かれた。須坂村には、須坂藩の館(陣屋)が置かれ、用水路の導入や屋敷割りがなされて、上・中・下・横・新・太子。立の各町および西組からなる館町を形成し、須坂町と呼ばれた。 

 須坂は迷路の町といわれるように、扇の骨状に展開する道路脇に小路が多い。製糸の繁栄に伴う人口の急増によって小路奥に裏長屋が多かった。浮世小路(中町)など花街があり、芸妓は80人を超えた時期もあり、「駅を降りればサナギの臭、上町までくれば化粧の匂」といわれた。

 女工が多いのでサナギの奥を消すために化粧品がよく売れ、小間物屋をはじめ菓子屋・呉服屋・下駄屋などが繁盛した。

 土蔵造りや大壁造りの繭蔵のほか豪壮な商家の町家景観をなす須坂の町並みは、この頃建造されたものである。


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蔵の多い須坂の町並み


 
須坂クラッシック美術館(旧牧新七家)  
 
 
   
旧小田切家住宅 綿幸・中野家
   
うだつが美しい(粋屋)
   
望楼のある家  
   
   
 旧上高井郡役所
   
  神林家 


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