江戸期の当町域の村々は、はじめ幕府領、元和元(1615)年から尾張藩領であった。木曽代官山村氏が福島に居館を構え多くの家臣団が居住し福島はさながら城下町の様相を呈して名実ともに木曽の中心地となった。
福島関所は、福島の街並みの北はずれに置かれ、大名の子女の出入りの監視に重点が置かれた。