伊那街道は武田氏により軍用の道として整えられ、のちに文禄年間(1592〜96)に改修され慶安2(1649)年にほぼ定着したといわれる。 おおむね天龍川に臨む右岸段丘端か段丘下をたどる南北の道筋である。 伊那部宿は、天龍川右岸第2段丘上にある。