木造3階建のある街


大正ロマンの漂う温泉街 


名称  銀山温泉
所在地  山形県尾花沢市


 銀山温泉は、かつて江戸時代初期の大銀山として栄えた「延沢銀山」の名称に由来しています。銀山温泉は奥州街道より約12km入った山間部にあり、延沢銀山の衰退後、湯治場となっていましたが、大正2年銀山川の大洪水でほとんどの温泉宿が流されてしまいました。

 昭和元年に源泉のボーリングで高温多量の湯が湧出し、各旅館は一斉に洋風の34層木造構造に建て替えを行いました。その結果、大正末期から昭和初期に建てられた洋風木造多層の旅館が銀山川の両岸に沿って軒を並べ、昔ながらの独特な景観を味わうことができるようになりました。

 昭和61年に「銀山温泉家並保存条例」を制定し、風情ある旅館を保存し観光復興に生かすことにしました。


 
 銀山川両岸に広がる街並み


 
 「能登屋」


 
情緒漂う夜景 



   
 「旅館永澤平八」 「古山閣」 
   
旅館古勢起屋 「小関館」 「古勢起屋別館」 


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